キミだけが知らないストーリー

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キミだけが知らない物語り~第9物語り ミア~

あっちの世界とこっちの世界が繋がったことがガブリーには、はっきりと自覚できた。 その瞬間、ガブリーにかかっていた負荷が一気に解除された。 自分に向かって落ちてきている空気のギロチンをいとも簡単に、突風で吹き返す。 ガブリーは、著しく体力が消...
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キミだけが知らない物語り~第8物語り 最悪~

くそみたいな世界で高渡の日常は最悪の日々へと変わっていた。 遠くから眺めていられるだけでよかった、心のオアシスを奪われ、挙句ストーカーの犯人扱いを受けている。 報われているのは、その事実を知っているはタクヤだけでタクヤは他の人に公言していな...
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キミだけが知らない物語り~第7物語り ミカー~

目もくらむような閃光が辺りを包み、視界が奪われているというのに、ガブリーとミカーは激しい攻防を繰り広げていた。 驚くべきは、その攻防が全て魔法で行われているということだ。 2人が居た場所は、緑豊かで自然に囲まれた土地だった。 今では見るも無...
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キミだけが知らない物語り~第6物語り エルフ~

長身に長い耳を持ち、容姿端麗。 小さな羽を持つのがエルフ族だ。「絵に描いたような種族ですね」 カーズローが皮肉る。「ここは神聖な場所だ。さっさと出ていけ」 エルフ族は獰猛な種族ではなかった。 自分たちのテリトリーを荒されなければ他の種族に危...
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キミだけが知らない物語り~第5物語り セチア~

「あの者が敵殿に真実を話していると?」 カーズローは、機械族とガブリーと戦っていた時に、敵とガブリーがしていた会話を初めて聞いた。「信用できないか?」「にわかには信じられません」 きっぱりとカーズローが言うと、敵は微笑みながら頷いた。「こん...