それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた

それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた

それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた~第3呼称 ロボットじゃない~

「見ろよこの死神」 いかにもゴロツキと言わんばかりの大男が涎を垂らす。「見世物にするか? それとも邪魔者を消すか?」 鳥かごにネムを閉じ込めてもう1人がナイフを取り出す。「まずはアニキに相談だろ?」 奥から無精ひげを生やした男が顔を出す。「...
それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた

それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた~第2呼称 未熟なネム~

「見て見て! あいつら楽しそうに遊んでるね♠どうやって壊す?」 ネムが噴水広場で遊んでる子供たちを指さしたかと思えば、今度は木陰で休んでる老人を指さした。「こんな朝っぱらからのんびりしてて♠いい身分だね!」 さっきからずっとこの調子だった。...
それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた

それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた~第1呼称 壊したくなる日常~

「なぁーんでキミと行動を共にしなきゃいけないのかなぁー?」 ネムがムスッとして言う。「ボクこそ。アナタと一緒に行動をするとは思わなかったよ」 プイッ。と、幼女天使――アリエル――はそっぽ向く。 2人ともつい先ほどまで一触即発だったというのに...
それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた

それでも天使は、名前を呼ばれるまでそばにいた~プロローグ~

「大天使様! ボクは必ずやこの世界を綺麗で真っ白な世界にしてみせます!」 高揚する気持ちを抑えられないまま、人間世界――現世――に降り立った天使、アリエルは知らない。人間が持つ感情が実に複雑で様々であることを。 人間の悪意を―― ●「イヒヒ...