shiyu

君だけが俺をユイと呼ぶ

君だけが俺をユイと呼ぶ~第18話 友達~

俺は廊下で呆然と立ち尽くしていた。 ついさっき、ここで白石がコンになった。 俺が友達になると決めたからか? 教室に戻ると、白石はいつもの白石に戻っていた。 それよりも気になる視線がある。 なぜか塩田が刺すような視線をこちらに向けている。 見...
君だけが俺をユイと呼ぶ

君だけが俺をユイと呼ぶ~第17話 塩田朔美~

それにしてもそうか。 白石にとって、俺はただの友達。 よくよく考えてみれば思い当たる節がいくつもある。 俺が勝手にデートだと思い込んでいただけで、白石にとっては友達と遊んでいただけ。 俺は次のデートの約束をこぎつけるために必死にハンバーガー...
君だけが俺をユイと呼ぶ

君だけが俺をユイと呼ぶ~第16話 美術準備室~

「お前を絶対に泣かせない……か……」 前に言われた言葉を、1人廊下を歩きながら呟く。 ユイのことをズルいって言ったけど、私もズルいよね…… 私はずっとキャラを使い分けてる…… ユイの邪魔をしたくないのに、ユイの傍にいたいから……「私はどんな...
君だけが俺をユイと呼ぶ

君だけが俺をユイと呼ぶ~第15話 掃除~

勘違いが勝手に進むこともあることを知った俺は、佐々木との距離を取ることにした。 周りから妙な勘違いをされたくないのもそうだし、佐々木本人からあらぬ疑いを持たれるのも嫌だったからだ。 ここんところ色々あったせいで、のんびりとゲームをする時間が...
フラ壊

『クラス最底辺の俺、触れたヒロインの死亡フラグが見えるんだが助けたら世界が壊れそう』 ――助けたいだけなのに、選択肢が残酷すぎる~第42花 思い出せない夕焼け~

翌日。 何事もなかったみたいに、授業は進んでいた。 スズランは普通に笑い、普通にノートを取り、普通に過ごしている。 昨日の“屋上の会話”は、世界から消えた。 ――はずだった。「アスター」 昼休み、彼女が机の横に立つ。「ちょっといい?」 その...