キミだけが知らないストーリー

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キミだけが知らない物語り~第19物語り 失恋と恋愛~

これはデートなのだろうか? 高渡はふとそんなことを考えながら、ギャルに手を引かれていた。 つい先ほど頬にキスをされ、今度デートしてやると言われたばかりだ。 今度とは今のことなのだろうか? そんなことを考えつつギャルを見ると、ギャルが高渡の方...
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キミだけが知らない物語り~第18物語り 高渡の変化と敵の変化~

ガブリーの告白を聞いてからも、敵の生活に変化はなかった。 むしろ、今までの疑問が解決したようで清々しくあった。「時折夢を見るようになったのは、異世界の高渡とのリンクが強まってるからなのか?」 隣のガブリーに問うと、ガブリーは頷いた。「暫く前...
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キミだけが知らない物語り~第17物語り ギャルの変化と高渡の変化~

満員電車は嫌いだが、この時期の満員電車は特に嫌だ。 真夏の満員電車は、汗臭さが充満し冷房が効いていても蒸し暑い。 そんなことをぼんやり考えながら高渡は電車に揺られていた。 ふと。斜め前辺りに椎名がいるのが目に止まった。 満員電車あるあるだ。...
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キミだけが知らない物語り~第16物語り リンク~

「敵様」 遠慮がちにミアが声をかける。 敵は、高い木の上で空を仰いでいた。「ミアか」 振り向きもせずに敵が返事をする。「この特別な木でできたリングをどうか指にはめてはくれませんか?」 ミアがどう見ても木でできたようには見えない、キラキラ光る...
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キミだけが知らない物語り~第15物語り 無色~

世界は無色だった。 今までは、時折無色の世界が高渡の元へやってきていたが、高渡が無色の世界へと足を踏み入れてしまった。 もうあの夢も見なくなった。 いや。見ても覚えていないのかもしれない。 高渡は自分に絶望した。 助けた気でいた。 自分も夢...