反政団

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反政団~第五章 脱出~

希出、不破、矢口、叶で結成した反政団の当初の目的は、自分たちと同じような境遇にある奴隷たちの解放だった。 その上で政府とどうしても対立しなければならなくなるため、自分達の戦力アップも急務となった。「まずは自分達の能力をしっかりと把握して、能...
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反政団~第四章 反政団結成~

希出はふと気が付いた。 先ほど放出して捨てた、クナイの忍の身体能力を再び使おうとしたが使えないことに。『一度捨てたらもう一度攻撃を受けて、それを吸収しなきゃなんねーのか……』 少し面倒な制約があるものの、それでもこの力は間違いなく最強だと確...
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反政団~第三章 覚醒~

研究者には懸念があった。 長い針を希出にゆっくりと近づけながらその懸念について考える。『先ほどの戦いで857号が反撃や攻撃系の能力ではないことは判明した。だが、急に動きが良くなったことを考えると移動系や行動系ではないだろう……それらなら最初...
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反政団~第二章 政府の研究所~

政府の研究所は奴隷しかいない。 いわゆる”奴隷研究所”だ。 ここでは、政府の研究者たちが奴隷に対して人体実験を行っている。 ここ最近の一番の研究は、能力の副作用を無くす方法である。 この研究により、奴隷たちはありとあらゆる薬を体中に打たれ、...
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反政団~第一章 奴隷だった頃~

反政団が奴隷を解放してから数日が経った。 ここはアジト二――「あんなでかい作戦は久しぶりだったなぁー」 反政団の全員が揃ったアジトで希出がみんなに言う。 今や反政団の総数は何人いるのか分からない程に膨れ上がっていた。「希出くん。解放した子た...