未観測領域――第三層の中心。
カケルは覚醒した第三層の力を手に、視界に無数の因果線を映し出す。
シラサギは冷静に結界を描き、タカは屋上で把握した管理者の陰謀情報をもとに作戦を練る。
「行くぞ。今度は俺たち三人で、世界の歪みに立ち向かう」
カケルの声には決意が宿る。
●
- 連携の戦術
(a)カケルの役割
第三層での観測・因果操作
世界の歪みや結晶の変化を即座に読み、局所的に修正
攻撃の最小化と防御の最適化
(b)シラサギの役割
空間の安定・結界維持
第三層内で暴走する因果結晶を固定
カケルが操作する情報の補助
(c)タカの役割
管理者側の陰謀・攻撃ラインを予測
カケル・シラサギを物理的に守る
状況把握と即時判断で戦闘効率を最大化
三者の役割は完全に補完しあう。
視覚情報・物理情報・魔法結界・因果操作が、戦場全体を掌握する。
●
管理者側の結界と排除プログラムが一斉に作動。
・巨大な魔力の柱が降り注ぎ、空間を押し潰そうとする
・因果結晶が暴走し、観測者の精神を蝕む
カケルは瞬時に因果の流れを修正。
シラサギが結界で暴走を抑え、タカが攻撃の軌道を読み取り物理的妨害を行う。
連携が完璧に決まる瞬間、管理者側のシステムに小さな亀裂が生まれた。
「行け、カケル! 一気に核心に!」
タカの声に、カケルは集中する。
●
深層の奥で、フクロウが翼を広げ待っていた。
「……やっと来たか、観測者たちよ」
「私は君たちの味方だ。管理者側の完全な排除計画を止めるには、君たちの協力が必要」
・フクロウは、部分的に管理者の陰謀を封じる能力を持つ
・彼の力で、第三層の暴走因果結晶を一時的に安定化
・これにより、三者の連携が可能になる
●
タカが状況を整理する。
・管理者の排除プログラムは局所的な空間操作と魔力攻撃の複合
・カケルの因果操作を中心に、タカは攻撃軌道を計算し、シラサギは結界で守る
・三者同時に行動すれば、管理者の計画を破壊可能
カケルが深く息を吸い、因果線を全方位に広げる。
「……これが、俺たちの反撃だ!」
光の線が渦となり、第三層の中心で暴走する結晶を押さえ込む。
タカが影から飛び込み、暴走魔力を逸らす。
シラサギは結界で空間を固定し、三人の連携が完璧に決まる。
●
管理者側の排除プログラムは次々と破壊される。
・カラスは驚愕し、翼を広げて一時撤退
・学園内の結界も部分的に制御下に戻る
・第三層の暴走は抑えられ、未観測領域が安定
カケルは深く息をつく。
「……これで、少なくとも今は、世界を守れた」
タカは頷き、拳を握り締める。
「まだ終わってない。奴らは必ず次の手を打つ」
シラサギは微笑む。
「でも、私たちは一歩前に進んだわ。協力すれば、観測者だって戦える」
三人は、深層の中心で互いを見つめ、次の戦いに備えた。
